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NFTアートをやってみた。

NFT
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今、NFTがアツい。2021年3月末、デジタルアート業界にとってはまさに新しい時代の幕開けにならんとする出来事が起こった。OpenSeaというNFTマーケットプレイスで日本のVRアーティストのせきぐちあいみさんの作品が日本円で約1300万円で落札された。その落札されるまでの様子をツイッターで何回も確認しながら見ていた。なぜだかこちらもドキドキしていたのを覚えている。過去に前例のない、VR作品によるその取引は、今の時代を生きるアーティストやクリエイター達の新しい希望になるのか?!そんな気持ちで見ていた。そしてその数日後、日本を代表する現代美術家の村上隆氏がOpenSeaのマーケットに参入Murakami.Flowersがいま話題を呼んでいる。作品数が煩悩の数(108)に到達したらオークションが始まるそうだ。なんだかワクワクしている。そのゴングが鳴る日が待ち遠しい。

このブログは、2021年3月末から4月半ばにかけて筆者が“NFTアート”を知り、実際にOpenSeaというNFTマーケットプレイスへ出品し調査した備忘録です。はじめての人でもなるべくわかりやすいように、NFTアートの概要説明から、必要な知識、準備、作品の出品、そしてオークション終了までの流れを順を追って説明していきます(何回かに分けて)。NFTアートに興味はあるけどやり方がわかんないクリエイター、コストが気になって手が出せないアーティスト、そして、そもそもNFTアートについて何がなんだかわからないビギナーの方におすすめの記事だと思います。

前置きが長くなりましたが、早速NFTアートのお話に参りましょう!!

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NFTアートとは?

NFTとは“Non-fungible token”(ノン-ファンジブル トークン)の略、
ノン-ファンジブル トークン(以下、NFT)とは、代替不可能な証(あかし)とでも言いましょうか、代えのきかない一点物(もしくは数量限定の物)を証明するユニークIDのような役割であり、所有者を明確にする証拠になります。リアルなアート作品で言うところの登録カードや“裏書き”にも近いと思います。デジタルで作成された写真、動画、音楽、ゲーム、アプリ、VRまたデジタルアートなどの作品データにNFTを組み込むことで、それらが代替不可能になります。これは仮想通貨で用いられているブロックチェーン技術の応用から生まれた超画期的な技術のようで、NFTによりデジタルアート作品をデジタル資産として実際のアート作品のような価値で取り扱いができるようになるそうです。
ちなみに、NFTはアート作品のみならず、チケット、トレーディングカード、ゲームアイテムなど様々な物に組み込めます。先日、アメリカでは結婚指輪をNFT化するニュースがありました。NFTとはアイデア次第で創意工夫ができる可能性を秘めています。
また、今回取り上げているNFT化されたアート作品は、総称して“NFTアート”と呼ばれています。

何が画期的か?!

NFT化されたアート作品は、ブロックチェーン技術によりそのデータは永続的に作家と作品を紐付けています。その出所の明快さから作品を購入された後も、仮にその購入者が作品をセカンダリーへ転売しても、作家へのロイヤリティーが発生するようにプログラムをする事も可能なのです。各NFTマーケットプレイスにはロイヤリティーをパーセンテージで打ち込む設定などもあるそうですよ。大事な作品が動くたびに自分へロイヤリティーがちゃんと入ってくる仕組みはある意味リアルよりもクリアな世界なのかもしれません。

NFTアートをはじめる前に必要な知識

ここまではNFTアートについての概要説明でしたが、ここからははじめるのに必須になる知識です、そう仮想通貨ですね!NFTアート作品やNFTマーケットプレイスは現在のところ全て仮想通貨で取引されています。もうすでに仮想通貨に慣れている人ならすぐにはじめられるかと思います。使用できる仮想通貨は何種類かあるようですが、筆者が利用したのは“イーサリアム”というビットコインに次ぐ流通量が世界2位の仮想通貨(2021年4月現在)であり、マーケットプレイスにおいても主流な通貨として取引されております。

マーケットへの作品出品までの準備 3ステップ

ここでご紹介する準備はNFTアート出品にあたり、事前に必要になりますので用意しておきましょう。代表的なサービス名も載せておきます。他にもいろいろなサービスがありますので、自分にあったサービスを探してみるのもいいでしょう。尚、対応しているブラウザはGoogle Chromeなので事前にインストールしておきましょう。あと大事なこととして、NFTアートを始めるにあたり初期費用がかかります。お金は用意しておきましょう。

  1. ブロックチェーン口座の開設 : bitFlyer, CoinCheck, DMM Bitcoin, GMOコイン
  2. Google Chromeのブラウザにプラグインアプリ“MetaMask”をインストール
  3. NFTマーケットプレイスに“MetaMask”を繋げる : OpenSea, Rarible, SuperRare

とりあえず、仮想通貨の知識、それを取り扱えるようにする口座の準備が第一歩だ!知らない言葉が連続していると感じるなら、ゆっくりやっていこう、お金が関わるところでもあるからね!

1.のブロックチェーンの口座開設には銀行口座が必要になる。その他、身分証明に加えマイナンバーカードも必要になる場合もあるので事前に口座開設の情報をチェックしておこう。


2.のMetaMaskとはGoogle Chromeで動くプラグインアプリケーション。これは仮想通貨を扱う大事な財布(ウォレット)だ。Chromeのブラウザ環境でMetaMaskにアクセスしてインストールしよう。(注意: 以前偽物の詐欺サイトなども出回った事もあるため、正規のアドレスであるかをチェック要注意)

3.のNFTマーケットプレイスにアカウント登録して、MetaMaskをマーケットプレイスに繋げる。尚上記のマーケットの種類は、現在初心者がぱっとググるとでてくる有名所なので事前に目を通しておくといいと思う。NFTアート初心者はOpenSeaという通説もある。その理由は、出品時の手数料に違いもあったりもするのでそのへんについては、また次回に続く〜


ではでは、

おまけコラム:NFTと音楽市場の行方

デジタルデータはリアルにある“物”とは違い、代替可能であるという側面“データとしてコピー可能”なので、相場での価値が大きく異なるという事実があります。例でいうと音楽ファイルです。1990年代後半、音楽市場の主流はCD産業でした。しかし、音楽業界はIT技術の拡大とモバイルデバイスの普及によりディスラプションが起こりました。当時CDアルバム一枚は10曲前後の音楽ファイルにジャケットとブックレットが入って、一枚約3,000円で市場取引されていましたが、2010年代以降、音楽はデジタルデータのみで取り扱われ、サブスクの“ストリーミング”として数千万曲で月額980円のような市場価値で取引されています。その価格帯や取り扱われ方は全く違う相場になりました。そして今、NFTの登場によりまた新たな未来の音楽市場が誕生するかもしれないのです!? すでに世界に一つしかないNFT音楽作品も登場してる実例も。音楽にもまた新たな相場がうまれそうですね。 あなたの好きなアーティストが作った曲をあなただけが所有するような出来事も起こりえる時代が到来してるんですね!なんだかワクワクしますね。音楽にもアートのような市場価値で扱われる時代が来るのか?!NFTと音楽の融合で生まれる作品からも目が離せません!

コメント

  1. […] もし、最短距離でNFTアートを出品したいなら、まず必要なのは努力と根性じゃなく、金と暗号資産口座だ。何で?と思う方は以前書いたブログ”NFTアートをやってみた”で全体の概要を紹介しているのでさらっといてほしい。 […]

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